道路に擁壁を付けてみる


これまで作ってきた”簡単な道路”に擁壁を付けてみます。
簡単な道路の右側に土留め擁壁(法3分、AR点 H=50cm、BR点 H=120cm)を作ってみます。


図-1

heki0.jpg
○AR点、BR点から擁壁の断面方向(AR点、BR点を結んだ線に直角)に下書き線を描きます。
図-1の青色破線です。

○1点から座標を起動し、法、比高を入力する。(図-2)
[計算]->[1点から座標]を起動します。
AR点から設定しますので、法3分(a部)と比高0.5(b部)を入力します。
斜距離0.5220(c部)は法3分で高さ0.5の時の法長になります。

※比高でなく法長が与えられている場合は、斜距離(c部)に入力をします。


図-2

heki1.jpg



○AR点をダブルクリックし、基点として設定する。(図-3)
AR点をダブルクリックし、基点として設定します。

※法、比高を入力する前にAR点をダブルクリックし基点として設定しておいてもかまいません。


図-3

heki2.jpg



○擁壁の方向線上をクリックする。(図-4)
AR点からの擁壁の方向線(青色破線)上をクリックします。
クリックされた点がマークされ、その方向線上に求めたい点(法3分で比高0.5の点)がマークされます。


図-4

heki3.jpg



○求点を入力し取り込む。(図-5)
求点の点名を入力(a部)し、新規取り込みボタンをクリックします。
データシートに点が取り込まれます(b部)。


図-5

heki4.jpg



○求めたいBR側の点も同様に求める。(図-6)


図-6

heki5.jpg



○求められた点の断面図は図-7のようになります。
フルバージョンの断面出力を使うと、クリックするだけで簡単に図-7の緑線を描くことができます。


図-7

heki6.jpg   



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